2010-03-20

夢をみた


先日夢をみた。
それは古い神社で自分が結婚式を挙げようとしているもの。
まだ式を挙げる前で、相方さんは腹が減ったと言って中華料理の出前のメニューをみている。
『あぁ、よかった、これでやっと私も結婚できるんだ。
 おばあちゃんに花嫁姿が見せれてよかった。
 これで、両親も一安心してくれる…』
なんぞと思っていたら目が覚めた。

深夜、目が覚めて妙にがっかりした私は
このまんまの感じで生きていくのなら、あんまり長生きしなくってもいいかなぁと、ふと思った。
そういえば、お店に来る40代後半で子供がいない既婚者の男性もそんなことを言っていた。
50代の子供がいない既婚者の女性も、ひとりで老後を過ごすのはいやだから旦那さんより先にいきたいと言っていた。
その人たちが言っていた感覚がなんだか少しわかった気がした。
ニュースでひとりで老後を過ごしている老人なんかをみると妙に切なくなる。
このままいけばそんな風にならないこともない。
子供や孫たちに囲まれて暮らしている人たちはそれがあたりまえ。
だけどそうじゃない人だって世の中にはたくさんいる。
なんなんだろうねぇ 人の人生って


この時期になると小さな子供たちを育てているママたちは
卒園式のことを思うとたまらないと言う。
この”卒園式”というのは母親にとってはたまらないらしい。
これはつい最近過ごした人も、過去に過ごしてきた人も。
はじめて我が子を自分の手から他人のてにゆだねて、
ひとつのくぎりめとしての儀式。
この感覚がわかる日が私にもくるのかなぁ
私の卒園式の時の母はどうだったけって思い出してみたら、
そうだ、兄弟そろって水疱瘡になって自宅謹慎中だった。
涙もなにもあったもんじゃないね。(笑)


いろんな立場のいろんな人の気持ちってのがある。
ふとした折に、いろんな人の気持ちがわかる時ってのがあるもんだ。
まわりの人のちょっとした気分や感情が
素直に聞けて全部は無理かもしれないけれど、
多少の理解ができる人になれたらいいなぁって思ったの。


こんな日記、書いてどうなのと思ったけど
やっぱり、これ読んでいろんな事思ってくれる人がいるかなぁと思うと
まぁいいか、って感じでアップします。

2010-03-03

花が咲くとき


先日、仲良しのご夫婦の家に遊びにいった。
庭には新しく沈丁花の花が植えてある。
その白い花からはなんとも春めいた香りがそこらじゅうに立ちこめている。
沈丁花の横にはこれなんの木?と、聞く二人に
サクランボの木ですよ花が咲きましたね。とこたえる私に
そっか、最近暖かくなったから咲いたんだね〜といいながら
あ、ちがうちがう、と、パリコレにモデルで出たことがあるんだよ〜
というご主人が話し始めた。

花はね、ある一定の寒い期間が過ぎると花を咲かせるんだよ。
あったかくなったからじゃなくって、寒さの長さで花の咲く時は決まってくるんだって。
これはね、人も一緒らしいよ
少しの冬、いわゆる苦労の期間が短い人はそれだけ小さな花。
長い冬を越えた人はそれだけ大きい花を咲かせることができるんだって。

へぇ〜じゃぁ、私は、かなり長い冬を過ごしているから
もう少ししたら、大きな花が咲くかなぁ?
なんてつぶやいていたら
横から奥さんが
もう、咲いてるじゃないマコちゃん!と言われた。

さて、どうなんだか。

この冬を越えて花が咲く話
ちょっとおもしろいな