2010-11-27

予知歌



例えば、予知夢とかあったりするじゃないですか、
私の場合は、鳥がお知らせにやって来ることが多かったり、
素の状態の時にぽかんと、映像が浮かんだり、
いきなり何の脈絡もなく口から思いがけない曲が出てきて勝手に口ずさんでいたり。

今月の上旬、朝目が覚めるといっつも”セーラー服と機関銃”のテーマソングを口ずさんでいました。
なんでかなと思いつつ、口からは
”スーツケースいいっぱぁいにつめこ〜ンだぁ、希望という名の重い荷物を〜
 君は軽々と〜きっと持ち上げて、笑顔見せるだろう〜
 愛したぁ〜男たちィを〜輝きに〜かえて〜”
とこんな具合…
(もちろん、口をすぼめて歌います。薬師丸ひろ子ちゃん風に
 そして映画のラストシーンのように”快感!”と、いえるようにという願いをこめつつ(アハハ〜))


で、今回の旅の間じゅう私が口ずさんでいたのがこの曲
(当時デビューしたてのオリビア風に、妖精になった気分で口ずさみます。
 できればサビの部分はスキップをするような感じで。(はい、これまた、笑ってください))
オリビア・ニュートン・ジョンの「そよ風の誘惑」(Have You Never Been Mellow)

There was a time when I was in a hurry as you are
I was like you
There was a day when I just had to tell my point of view
I was like you
Now I don't mean to make you frown
No, I just want you to slow down

Have you never been mellow?
Have you never tried to find a comfort from inside you?
Have you never been happy just to hear your song?
Have you never let someone else be strong?

Running around as you do with your head up in the clouds
I was like you
Never had time to lay back, kick your shoes off, close your eyes
I was like you
Now you're not hard to understand
You need someone to take your hand

Have you never been mellow?
Have you never tried to find a comfort from inside you?
Have you never been happy just to hear your song?
Have you never let someone else be strong?

<訳詞>
あなたの様に急いでいた時があった
私もあなたみたいだった
ただ自分の主張をしなければならない日もあった
あなたみたいに
でも、あなたにしかめっ面させるつもりじゃないのよ
いいえ、ただ、あなたにもっとゆとりを持って欲しいだけなの

今までにくつろいだ気持ちになったことはないの?
心の中の安らぎを見つけようとした事はないの?
ただ、自分の歌を聞いて幸せだと思ったことはないの?
他の誰かを励ましたりした事はないの?

走り回っていた。あなたがするように、心ここにあらずで
私もあなたみたいだった
ノンビリする暇もなくて、靴を脱ぎ捨て、目を閉じて
あなたみたいにね
だから、あなたのことは解からなくはない
あなたの手を取る誰かが必要なのよ

今までにくつろいだ気持ちになったことはないの?
心の中で安らぎを見つけようとした事はないの?
ただ、自分の歌を聞いて幸せだと思ったことはないの?
他の誰かを励ましたりした事はないの?


今回の旅では、
軽い荷物でふらりと遊びにきた姉と弟だったのですが、
最終日に、結局スーツケースを買って、
希望をたっぷり詰め込んだ今回の旅の同行者(写真下)が
“マコピンいっつもそればっかり歌ってたね〜”
と。
なんで、今どきオリビアニュートンジョンなんでしょう?
よくわかんないんですが、
“セーラー服と機関銃”にしろ
“そよ風の誘惑”にしろ
なんともすばらしい歌詞だなと。
今現在の私のまん中の部分を歌っているような気がします。

そう、私のまん中の部分といえば、
遠いところにいて、時々メールで話すくらいの
もう、何年も何年も会っていない彼女
なのにどうしてどうして、そんなに私のことが解るの?
感激しました。http://ccbellwell.blogspot.com/2010/11/blog-post_23.html
ひとりでほくそ笑んで楽しもうかとも思ったけど、
嬉しいことはたくさんの人に伝達したい。

世の中は、不思議でおもしろいことがいっぱいね。
でも、それらはすべて偶然じゃなくって必然。

2010-11-11

私はどこへ



この一ヶ月くらいの間、
かなりしんどい時間を過ごした。
自分が自分であって自分でないような心地。
いろんな事が重なったので、どれのせいだとも言えないだろう。
ただ、心ここにあらずというのは、人にもわかるようで、
対応している人にも、まるで私の存在が薄くなっているかのように、
まるで、私のことが見えていないかのような行動をとられたり…
一番笑えたのは、
マックで注文しても注文した商品が届かないの!
あの〜○○まだですか?
って聞くと、あ!すみませんって
まるで頼まれてなかったかのような対応、
あの、マクドナルドでだよ〜大笑い!
薄かったんだなぁ、この一ヶ月の私…

やっと、体と心がくっついたような今日この頃。
あぁ、キツかった。
遠くに行ってしまった自分を裏山に登って
『もどってこいよぉ〜』
と、言っているときの眺めです。

戻ってきて、美しいバラと戯れたい思っているときの店の縁側です。

2010-09-30

覚兵衛はそう思わぬか




窓からは心地よい風が吹き、やっと少し もの思いにふけれる余裕が出てきた。
考え事をするのに、
気温や湿度というものが、どれだけ影響するのかを
この酷暑で知った気がする。
いやぁ〜、すごい夏でしたね。
ただひたすら洗濯だけはことたたぬようしていた気がする。

庭や近所には彼岸花が咲き乱れ
コスモスも心地よい風にたなびいている。
秋だぁ〜
やっといい感じのインディアンサマー〜

まったく話しは変わりますが
今年は何十年ぶりかで大河ドラマにハマっております。
かれこれ何年前でしょう、
吉田松陰様との出会いからhttp://under-mako.blogspot.com/2006_09
すっかり幕末好きです。萩にも何回か行きました。
で、このドラマを見るにあたり
ざざぁ〜と、司馬遼太郎『竜馬がゆく』を読破しました。
その後、も一回読みました。
ンで、最近ドラマのシーン確認のため?も一回読んでます。
現在のドラマのシーンは7巻、ここで私の心にグッとくるくだりがありました。
目次タイトル『清風亭』の一部分です。

お互いに仇同士の竜馬と後藤象二郎がはじめて出会い
竜馬が、亀山社中の同士のもとに帰ってきて、仲間に後藤のことを話すシーン。
メラメラしている同士たちの前でごろんと寝転がり、こう言う。

竜馬が喰ってかかる覚兵衛や同士たちの前で…
『土佐にもあんなやつがいるとは思はなんだな』
『つまり?』
『偉いやつさ』
『どうえらいのだ』
『あいつにとってはこの坂本竜馬はおじの仇の片割れといっていい。しかしあの男は、
 あれだけの長い酒の座で、一言も過去を語らなんだ。ただ将来のみを語った。これ
 は人物でなければできない境地だ。』
『それだけか』
『いま一つある。おれとの対話のなかで、半分おれに話柄を与え、半分自分に話柄を
 ひきつけてしかもおれにひきずられない。こういう芸ができる男は、天下のことが
 なせるとみたが、覚兵衛はそう思わぬか』

世を動かすほどの人物になると、ここまですばらしいのか。
過去を悔やまず、未来を希望をもって見つめ、
きちんと人の話しも聞き、自己主張も忘れない。
簡単なようでなかなか…
いや、一人一人がこんな心がけで、このような人物を目指して行けば
世の中は自ずといい方向へシフトされて行くのでしょう。
私も、真似てみようと思います。
まわりにはたくさんのステキな人たちに囲まれているのですから。

今回の大河ドラマはものすごくすばらしい出来ですが、
なかなか本もようゴザンす。

で、ステキな友人たちとのこの夏の思い出の夕暮れ時ドス。

2010-09-16

天使な一日


昨日は、天使、天使、天使な一日でした。
いるんでしょうね、まわりにいっぱい。
だって思いがけず開く本、開く本、天使のことばかりかいてある。
ありがとう、守ってくれて。
天使が近くにいる時には、
耳元で鐘の音が聞こえるそうです。
なんだかどこからともなく聞こえてきているような気がします。
いるんでしょうね。

2010-08-29

ナインハーフ


ハイすぐに、あの濃厚な映画ミッキーロークとキムベイシンガーを思い出しますね。
今回はちと違います。
わたくしが十代後半、上京する前にほんの何回か行ったことのあるクラブ“ナインハーフ”
その頃ディスコやクラブで遊んでいた友人たちに誘われて行ってきました。

懐かしい曲がかかり、フロアーに足を踏み入れる。
なんとも時間ってのは怖いもんですな。
間の手はみんな上手、でもステップにきれが無い!!
あぁ、久しぶりのミラーボール!

いいんですよ、楽しいんだから〜
次回はユキちゃんやサリーちゃんも誘お〜っと!

2010-08-15

あ〜楽しかった〜


昨日は、卒業後25年ぶりの学年大同窓会。
お盆だということもあり、百名あまりの参加。
なんともなんとも懐かしい顔がたくさん。
相変わらず美しい女子の軍団。
今まさに働きざかりでいい顔ぞろいの男子の軍団。
でもでも、会えば、以前と変わらぬ口調だったり、
ふとした仕草が、変わらなかったり。

なんだか、同窓会っていいもんです。
だって、とっても楽しかったもん。

2010-07-03

なので



ここ最近、いろんな人に会います。
ご近所の先輩(写真上中央)といっしょに、キムチママに行ったり、
お江戸から仲良しのタミヲさんやってきたんで
時ちゃんと一緒に家で女子呑みしてたり
お久しぶりネの、コヤナギシンジ氏のライブに行ってみたり
そこで、タブケンや、ミズマンに会えたりで、久しぶりにザイオンの話ししてみたり
結果、イベントが続きすぎ
このジメジメでフラフラな朝もありました。
が、人に会いにいくってのはいい行為だと思います。
電話よりメールよりその人にちょっとの時間かもしれないけど会えるってのは本当に嬉しい。
先日、25年ぶりの高校の同窓会に行ってきた時にもまさにそう思ったのです。
なんか、みんなそれぞれ頑張ってて
ただ、会えたことそれだけでうれしい。

なので、いろんな人がうちのお店にやってきてくれるのもホンに嬉しい。
なので、私もいろんな人に会いにいこうと思った訳です。
いや〜、寂しい私を誘ってくださったみなさん、ありがとです。ぺこっ

2010-06-26

ローズクォーツの象


何週間か前に手に入れたハーキマーダイアモンド。
かなり強いパワーを持った石らしく
先週その石を購入した店に行ったyumiちゃんが
お店の方が、大丈夫ですかって気にしてあったよ
ずっとつけてて大丈夫なら、充電はできてるはずだってさ。
と、言ってたのを思い出し
ひとり山を越えて、ストーンショップへ向かった。

お昼休憩なのか、お店のドアが閉まっていて
15分ほどで戻りますという、小さな紙が扉にはってあった。
(どこの店も似たようなことをするもんだ。うちもしてます(笑))
しばらくして私と同じ苗字の店主が戻ってきた。

『こんにちは、先日からはありがとうございました。』
そう言うと、
『大丈夫でしたか?あの石は一番クレームが多くって
つけた後に体調が悪くなったり、どうかすると寝込んだりする方もいらっしゃるんです。』
(そうなんだ、勝手に選んで石をもっていると、とんでもないことが起こることもあるんだ)
『確かに、今までになかった頭痛がしたり、一番体の中で弱い首筋の肌が荒れてたりします。
 でも、キツいの私好きなんで、あえて、ずっとつけてみてます。どんなもんかなぁとおもって。
 ただこの石を身につけるようになってから、妙に心が穏やかで前向きな私が戻ってきたのです。
 その上、頭が、冴えている気がする。』

店主はにっこり微笑みながら
『キツい部分はその場所と、痛みが流れていくのをイメージしてください。」
『なるほど』
『最初からこの石を持てるということはかなり精神面が整っていてパワーがあるはずです。
自信を持って!』
(あぁ、なんて言う素敵な言葉なんだ!この言葉で、かなり気分が高揚しました)

それから、お互いにお店を持って10年だということで
これから先どうなっていくんでしょうねぇと話したり、
お互いのお店がどんなきっかけでオープンに至ったかを話したり
ちょっとスピリチュアルな、めったに人には話さないことを相談してみると
『世の中にはいろんなモノやことがあるんですよ。』
と、優しく対応してもらった。


人にとってはどうでもいいことだけど
自分にとっては小さな悩みも気になることも
話して尋ねることができるというのは嬉しいもの。
こういうお店は本当にありがたい。

今回はこのローズクォーツの象さんに一目惚れ。
ものすごく小さいんだけどね、威力はすごくありそう。
ちっこいどうぶつの置物好きなんだよな。
もちろんオーリングしてみてOKと出たので、連れて帰ってきました。
トゥーカンが描かれた小さなお皿と緑の光線を発しているポストカードの間に鎮座させて、
時々なでなでしています。

2010-06-24

ながらな私


先日、週末だけバイトに入ってくれているCurlちゃんから
“奇跡のリンゴ”を返されるのとともに
この本読んでみませんか?と一冊の本を手渡された。
山川健一『神をさがす旅〜ユタシン様とヘミシング』
あれっ、山川健一ってロックとかレゲエが専門の人じゃぁなかったっけ?
そう言うと、
いや、ちょっとブットビ系です。という
ふむ

おもしろくって、一日で読んでしまった。
ヘミシングがしてみたいなぁと思ってみたり、
いや、そんなコトしなくっても時々そんな風になっていりするじゃんと思ってみたり
そんな風なお話をしてくれる人はけっこううちの店にも来ているぞ
と、思ってみたり…

こんな本を読んだ後だったからだろうか
ふらりと行った図書館で
あんまり考えもせずに借りてきた本が
魔女の解説本だったり
(魔女の宅急便から始って、西洋、東洋の魔女の解説!)
石の解説本だったり
(ジービーズに始り、勾玉、パワーストーンはては風水のことまで載っている本)
病弱な少年がおばさんに連れられて世界中を旅する本だったり。
なんだか借りてきた後の自分のセレクトを見て笑ってしまった。

新しい知識が増えていくのは何よりもの楽しみですもんね。
いいんよいいんよ

私はガチャガチャチャンネルを変えてテレビを見るような感じで本を読んだりもします。
もちろん一冊の本に没頭しているときもあるんですけどね。

で、やっぱり後ろ髪をひかれていた『竜馬がゆく』
遊びにいったシロさん宅で、彼が司馬遼太郎さんファンなのを思い出し、ごり押しで借りてきた。
(今ごろ?とか、言わないでね。幕末ものや、武士ものすきなんです)
ただ今これらの本を読みながら
ワールドカップを横目に見つつ夜を楽しむ私です。(かなりながらなんだよな)

2010-06-12

きのね


先日、魔女仲間のKM子さんがやってきた。

今年の大河ドラマはことの外おもしろくって
それならやっぱりと思い、司馬遼太郎さんの”竜馬がゆく”を今読んでいる。
と、私が言うと
“私は最近『きのね』って本を読んだんだけど、もう、これがおもしろいのよ〜
歌舞伎の役者の家に奉公にあがった女性の話しなんだけどね、
ひとりの役者のためにずっと身を捧げ、
そのうちにその役者は、彼女がいないと着物の用意もできず、
生活もままならない。
そんな中で彼女はその役者の子供を妊るんだけど、
なんとひとりでトイレで生んでしまうのよ。
すごいよ〜”
と、力説のKM子さん。

”竜馬がゆく”の続きを読もうと(全8巻なのね)
BOOK OFFにいくと、先日は全巻あったはずなのにない!
これはどうしたもんだと、
竜馬がゆくはいったん置いておくことにし
”きのね”を手にする。

帰ってきて読み始めたんだけど
ま〜、これがおもしろい。
母が日舞をしているせいもあるだろうけど
多少の想像がつく。
そしてこの主人公の生きざま。
学ぶところ多しです。
ひとが日々の生活の中で悩んだり
ひとに相談できなかったり
落ち込んだり
そんな時にどうやって心が回復していくのか。
どんなひとの言葉で、心が癒されるのか。
それを物語を通して垣間みれた気がします。

やっぱり読書は楽しい。
写真は先日久しぶりに見た海に落ちる夕日。
さ来週の夏至の日には、夫婦岩のまん中にこの夕日が落ちます。

2010-06-02

ダイヤモンドを手に入れた


ダイヤモンドを手に入れました。
といっても、アメリカニューヨーク州ハーキマー地区でとれるハーキマーダイヤモンド。
ダイヤモンドと同じ8面体のクリスタルで両サイドにポイントをもつためパワーを放射する力がとても強い石。

先日ふと、朝から亡くなったおばあちゃんの声が聞こえてきて”いっしょにおいで”って言う。
その日はお墓参りに行こうとは思っていたのだが、同行するのは誰なんだろう?
この人かしら?とまずひとりに電話。忙しそう。
なら、あの人かしら?と、連絡するとすぐに一緒に行ってくれるという。
お墓参りは賑やかなほうがいい。
なかよしの彼女は私が連れて行かなければ一生こんなところには来ないだろうねって場所にある
我が家のお墓参りをいっしょにしてくれた。うれしい。

その後、お墓から車で15分ほどのところにあるであろう、お店のお客さんに聞いていた石屋さんを探す。
その石屋さん(いかんね、墓石屋みたいやこの言い方…笑)小さなストーンショップね。
このお店では今、自分に必要な石を探し出してくれる。
いろんな石を握ってオーリングで捜していくので、結局自分自身で探すことになる。
水晶の中でも、ハーキマーが私には必要らしく4粒の中からその中で一番大きなものが選ばれた。

同じ苗字のお店の店主がちょっと説明しておきますねと
ハーキマーは不調を整えてくれます。どこかが痛くなったらそれはそこを整えようとしている時です。
エネルギーも整えてくれます。
ぜひ自分の枠を破ってください。
もっと、自分の個性を大事にしてください。
そしてこの石を持つことによってマイナス面のエネルギーをもつ人たちに染まりません。
と、おしえてくださいました。
つけたとたん咳が出て、
“そうなんです、ちょっときつく感じることもあるかもしれません”との助言。

どんな感じで枠を破っていけるのでしょう、わたしは。
もっと個性的になっていいんでしょうか?
ま、いいや、なるようにしかならんし
ジワジワとパワーアップしていこうかと思います。

2010-05-26

やさしさにつつまれたなら

やさしさにつつまれたなら、
全てのことが、メッセージ
そうなのです。

ずっと、なんだか観てませんでした。
kikiが空を飛ぶシーンはタッちゃんがつくったって言ってたよね。もう何年前の話し…
クララシエルが、最近観て最初から涙が出てきたって言ってて、ホント?って気分だった。
気になって観てみたらなんのことはない、同じ魔女仲間(笑)のせい?私も最初から泣いてた。

なんなんでしょう、この映画“魔女の宅急便”
たくさんのメッセージと、暖かなぬくもりのある思い出のようなものがいっぱい。
ひとつひとつのシーンに身に覚えがある感じ。
たまりませんでした。
魔女の修行の話し。
そして全てのおんなの子に共通する美しい話し。
女の子は笑ってなきゃいけないし、それが一番の武器。
魔女は悩んではいけなくって、ただ目の前にあることをかたずけていくだけ、それが魔女の仕事。
ただ、魔女も、女の子の時には悩む。それがかわいい。
たくさんのひとに助けられ、
たくさんのひとの愛情に寄って魔女は魔女になっていく
それは女の子がひとりの女性として少しずつ成長していくかのように。

そして最後のユーミンの歌で全てがわかる。
そう、”やさしさにつつまれたなら全てのことがメッセージ”
ゆっくりとした心で、自分が自分のやさしさに満たされた時に
まわりにはたくさんのメッセージや答えがあふれている。
ちゃぁんとまわりにはいつだって提示してあるのです。
しりたいことや、神様の声が。

次のジブリの映画も楽しみですね。

2010-05-04

先日


四月の終わりの頃のある午前中
庭の木の椅子に
真っ青な鳥がとまってました。
ラピスラズリなウルトラマリンブルーの全身一色。
あまりの美しさに
これは!と思い
そぉ〜っとカメラを取りに行ったら
もう、いなくなっていた。

2010-04-06

女であること


という、川端康成の本を読んでいます。
寝しなに、50ページずつくらい毎晩何かしら読むのがクセなんです。
読むものが無いと、すごく寂しい気分になります。
読むものが無い訳ではないので、
以前読んだ本を本棚から選んだりもします。
お店でお客様の相手をしなくていい時にもしれーっと読んでます。
いつか死んでいく時には、食べ物なんかより
枕元に花と読みかけの本があると嬉しいなぁと思います。
(それくらい花と本が好きな訳です)

この川端康成の“女であること”は、いつ買ったのか全く記憶になく、
ある晩、それまで読んでいたものが終わってしまって
活字中毒禁断症状になろうとした夜に、ひょっこり本棚から見つけたものでした。

もう、かなり昔にすられた新潮文庫。
もう少ししたら見えなくなるンじゃぁないかなって言うくらいの字の小ささ
(あぁ、これは、年齢的な問題ね)

なにげにページをめくってみたんだけど
まぁ、これがおもしろいこと!
すごいのよ、川端康成って!男のくせにどうしてここまで女の心理描写ができるの?
って感じです。
若い奔放な女の子の描写も
主人がいる大人の女の揺れ動く女ごころも
殺人者の父をもちながら好きな人ができてしまった危なげな娘の心情も
そして、それぞれの女たちのなんとまぁ美しいこと。
きっと、10年前に読んだら、また違った感覚なんだろうなぁなんて思いつつ
いろんな登場人物に感情移入してみたりする。
あ〜、人間関係のドロドロの葛藤が好きな方おすすめです。フフフ
小説なんで、ニヤニヤしながら読んでます。


やっぱり、川端康成や谷崎潤一郎、三島由紀夫なんかの文章が
なんとも官能的で叙情的でひとつひとつの風景が目に浮かんで
わたしはだいすき。

2010-03-20

夢をみた


先日夢をみた。
それは古い神社で自分が結婚式を挙げようとしているもの。
まだ式を挙げる前で、相方さんは腹が減ったと言って中華料理の出前のメニューをみている。
『あぁ、よかった、これでやっと私も結婚できるんだ。
 おばあちゃんに花嫁姿が見せれてよかった。
 これで、両親も一安心してくれる…』
なんぞと思っていたら目が覚めた。

深夜、目が覚めて妙にがっかりした私は
このまんまの感じで生きていくのなら、あんまり長生きしなくってもいいかなぁと、ふと思った。
そういえば、お店に来る40代後半で子供がいない既婚者の男性もそんなことを言っていた。
50代の子供がいない既婚者の女性も、ひとりで老後を過ごすのはいやだから旦那さんより先にいきたいと言っていた。
その人たちが言っていた感覚がなんだか少しわかった気がした。
ニュースでひとりで老後を過ごしている老人なんかをみると妙に切なくなる。
このままいけばそんな風にならないこともない。
子供や孫たちに囲まれて暮らしている人たちはそれがあたりまえ。
だけどそうじゃない人だって世の中にはたくさんいる。
なんなんだろうねぇ 人の人生って


この時期になると小さな子供たちを育てているママたちは
卒園式のことを思うとたまらないと言う。
この”卒園式”というのは母親にとってはたまらないらしい。
これはつい最近過ごした人も、過去に過ごしてきた人も。
はじめて我が子を自分の手から他人のてにゆだねて、
ひとつのくぎりめとしての儀式。
この感覚がわかる日が私にもくるのかなぁ
私の卒園式の時の母はどうだったけって思い出してみたら、
そうだ、兄弟そろって水疱瘡になって自宅謹慎中だった。
涙もなにもあったもんじゃないね。(笑)


いろんな立場のいろんな人の気持ちってのがある。
ふとした折に、いろんな人の気持ちがわかる時ってのがあるもんだ。
まわりの人のちょっとした気分や感情が
素直に聞けて全部は無理かもしれないけれど、
多少の理解ができる人になれたらいいなぁって思ったの。


こんな日記、書いてどうなのと思ったけど
やっぱり、これ読んでいろんな事思ってくれる人がいるかなぁと思うと
まぁいいか、って感じでアップします。

2010-03-03

花が咲くとき


先日、仲良しのご夫婦の家に遊びにいった。
庭には新しく沈丁花の花が植えてある。
その白い花からはなんとも春めいた香りがそこらじゅうに立ちこめている。
沈丁花の横にはこれなんの木?と、聞く二人に
サクランボの木ですよ花が咲きましたね。とこたえる私に
そっか、最近暖かくなったから咲いたんだね〜といいながら
あ、ちがうちがう、と、パリコレにモデルで出たことがあるんだよ〜
というご主人が話し始めた。

花はね、ある一定の寒い期間が過ぎると花を咲かせるんだよ。
あったかくなったからじゃなくって、寒さの長さで花の咲く時は決まってくるんだって。
これはね、人も一緒らしいよ
少しの冬、いわゆる苦労の期間が短い人はそれだけ小さな花。
長い冬を越えた人はそれだけ大きい花を咲かせることができるんだって。

へぇ〜じゃぁ、私は、かなり長い冬を過ごしているから
もう少ししたら、大きな花が咲くかなぁ?
なんてつぶやいていたら
横から奥さんが
もう、咲いてるじゃないマコちゃん!と言われた。

さて、どうなんだか。

この冬を越えて花が咲く話
ちょっとおもしろいな

2010-02-26

morte


昨日、友人のお兄さんが亡くなり
あぁ、わたしも、もし兄弟が、今亡くなったらどんなだろう
そう思うと、彼女の気持ちはいかほどかと辛くなりました。
彼女の口からぽろっと『うちには子供もいないし、できれば私は主人より先に死にたい』と

生きていく中で誰もが避けられない死。
小さい頃は死ぬのがすごく怖かったけど、今はそうでもない。
人より早くに亡くなったほうが、たくさんの人に見送ってもらえていいのかも?
何ぞと考えてみたりもする。
だって今現在ひとりで暮らしてて
このまま、おばあさんになって、ひとりでひっそり亡くなってたりなんかして
誰にも気づいてももらえないほうが寂しい。
どんな風に私は死んでいくんだろう。

私の理想的な死に方は
もうだいぶ前に読んだイギリス人作家の女性の亡くなり方。
名前憶えとけばよかった…

夫を先に見送ったイギリスの田舎に住む老婦人は、ある日世界中の大切な家族や友人にEメールや手紙を送る。
しっかりと人生を楽しんだ彼女はそのことを友人に伝え
心配しないで大丈夫なことを丁寧に伝え
そろそろのような気がするので明日から食事をとらないことを伝える。
そして彼女はゆっくりと何日かかけて亡くなっていく。

こんな美しい死に方ができるように
まずは、これからの人生よね。

2010-02-15

赤いスイトピー


はぁるいろの汽車にぃ乗ぉ〜〜てぇ〜海に〜つれていって〜♪
あぁ、数日前からなんだかこの曲が頭から離れんとです。
いい曲ね、高校時代にはやった…

日曜日の朝、この曲を口ずさみながら、なぜか今日はここなのよねと
最近ご無沙汰の”一番田舎”(いちばんでんしゃと読むのです、産地直売所ね)へ行けば、
ほら、待ってる私のことを、赤いスイトピーが。
ピンクや黄色のスイトピーはよくあるけど赤って意外に売ってないのよね。

こんな冴えさえの日は、一日中調子がいい。
なんと関東の方から電話があり、
ブログを見て牡蠣のオイル漬けを知りました。送ってくださいとのこと!!
うれしぃ!
お店にいらっしゃるお客さんからは
“ここはなんて気持ちがいいの”
”あなたの生きざまがこの店には見えてくる、なんてセンスのいい店なんだ!”
“あんたの笑顔が俺たち近所のモンの喜びやけんね”
はじめていらっしゃる方達やご近所さんから
今日はいったいどうなっているんだろう?
と、思うくらいのべた褒めのされよう…
(こんなことなら、今回の選挙に出てたら、私、当選してたかも…何ぞと思ってしまう(笑))

おもいっきり充実した日曜日を終え
携帯を見ると母からのメール
“素敵なバレンタインを過ごしてますか?”

さて、どんな返辞を書いたでしょう?
みなさまのご想像にお任せします。

2010-02-09

miracle apple


先日、Whiteさんから渡された一冊の本。
ほんの巻頭だけ読んで、“これ私のオッサン番ですねぇ〜読み進めていくのが楽しみです!”
何ぞとお礼とともに告げていたのだが、
いやいや、自分に例えるなんてとんでもない。(いや、こんなふうな人になれたら嬉しいが…)

なんて素晴しい本なんだろう。
久しぶりに私の中で大ヒット!で、読み終わった後に
私のまわりの人、いや糸島市の人、いやいや日本中の人が世界中の人がこの本を読めばいいのに!と思った。
『奇跡のリンゴ』無農薬、無肥料でリンゴを育てている木村秋則さんのお話。
この本の簡単な内容はこんな感じ
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2006/11/post_35ec.html
この本、かなり最先端だと思います。(もう、出版されてから、かなり年月は経ってしまっているけど)
ただの自然農の話しじゃぁないの。

夢を追いかける男の姿。(その楽しさと重さ)
夢を追いかける主人を見つめる妻の姿。
夢を追いかける父親を見ている子供たちの心。
夢に向かう息子に対する、両親、義父義母のすがた。
気狂いじみた夢を叶えようとする隣人を見ている近所の人の姿。
夢を追いかける間にも家族を守り養わなければならない一家の大黒柱の動き、そしてそのまわりの人たちの気持ち。
宇宙人の好きな人
植物が好きな人
安全なものが食べたい人
子供を甘やかさずに育てたい人
世の中のものの味方
田舎の里山の風景が、どれだけすばらしいか
こんなことに興味のある人はぜひぜひ読んでみてください。


ハワイのホ・オポノポノでも言っているゼロの状態
仏陀の唱える空
シェークスピアが唱える空白
キリストが表現するこころが清い状態
こんな風なフラットの状態になった時に人は、
どこにどう足を進めていけばいいのかが、悟りのようにわかるんだよね。
自分さえうちだけよければいいと思わず、
まわりの人の”ハッピー”を考えだした時に人は自然に”ハッピー”になっていく。
これは自然のサイクル。
ノアの方舟にはみんな乗れるんだよ
そんな気分になれる一冊でした。

偉大な人のお話を紹介してくださった、偉大なWhiteさんに感謝♪

2010-02-05

Elegy

















昨夜、エレジーという映画を見た。
歳とった大学教授と親子ほども年の離れた学生コンスエラとの愛の物語。

もう、20年近くにもなろうとしている、イタリアでの生活を思い出した。
品のいい古いつくりの家、
先が見えないほど広い庭、
7つも鍵がある玄関、
でんぐり返しが二回ほどでできそうな大きなバスルーム。
壁じゅうが埋め尽くされた大きな書斎、
ツーシーターの日本のスポーツカー
窓からは手のひらにすっぽり乗っかりそうに小さく見えるフィレンツェの街。
まるで、それは映画の中のようだった。
彼の仕事もこの映画の主人公デヴィットと同じ大学の教授。
私たちは、この映画と同じように親子ほども年が離れたカップルだった。
共通してないのは、お相手の私がぺネロペほどの絶世の美女ではないこと。

この映画を観て、あの頃いつも彼が
“退屈じゃぁないかい?”
と、いつも繰り返し私に尋ねていた意味とか
私がひとりで買い物に行ったり、家でひとりで留守番をしていると 
“今日は、どんなことをしたか全部おしえてくれ”
と、執拗に尋ねられていた意味とか
いつもノーブラで露出魔な私の格好を見て、
出かける時にはべつのに着替えてくれとせがまれたり
そんなことの意味が少しわかった気がした。

あの頃は今よりも、まだまだ幼かった自分だったけど
一生懸命、私なりにあの人のこと愛していたよなぁと
懐かしい気持ちになった。
こんな思いにさせる映画もあるのよね。

2010-02-02

北風と太陽


ここ最近、季節がらのせいだろうか、
“北風と太陽”この言葉が頭を離れない。
このイッソプ寓話は私の大好きな話しであり、
私の人生の歩み方のモットーとしているもの。
北風のように、手っ取り早く乱暴に、なおかつ強引に、物事を片付けてしまおうとするよりも、
太陽のように、ゆっくり着実に行なう方が、最終的に大きな効果を得ることができる。
北風のように、冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、
太陽のように、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって
初めて人は自分から行動してくれる。
という組織行動学的な視点もうかがえる。
それに、
北風の突風のように、悪いことは突然起きるけど
ニコニコとした太陽のように、良いことはじんわりしか起きない。

いつも、太陽のようでありたいねぇ〜

2010-01-31

初午の日に向けて


お店の日記にも書いたんだけど、明日2月1日は初午の日。
一年でもっとも運気が高まる日なんだって。

午ってやっぱり強いんだなぁ運気が。
だからその昔、他の干支の人たちはこの運気の強い午年、
特に60年に一回しかないもっとも運気の強い丙午が世の中に出てくることに恐れをなし
自分達の身の安全、(地位とかだろうね)を考えて、
あえて丙午を縁起が悪いということにして迷信を作ったんだよね。

何年か前にもミクシの日記でもこの丙午のこと書いたような気がするなぁ〜
干支ってけっこうその人その人の人柄を表していたりするよねぇ。
ウルウルした目のウサギっポイ人とか
ドッシリッとした虎っぽい感じとか、
すぐにダーーーッてなんでもしてしまうイノシシのような人とか…
私ですか?この筋肉質な体つきとしっぽのような髪型が物語っているように午です、
ハイそれも丙午。(笑)
同級生が集まると濃すぎてたまりません。まわりの人が圧倒されているのがわかる…ごめんね。
丙午は強いからでしょうか、平和主義なんですよ。どうでもいいけんかや戦いが嫌い。
(思い起こせばそうでしょう午のみなさん?)
ダントツ一人勝ちが好き。
だから勝てそうにない戦い、仕事だったりスポーツだったりには参戦せず、
勝てそうなところ、うまくいきそうなところで俄然がんばる。そんな性分だね。
さ、明日の初午の日、午の刻、午の方角にむかってますます運気を高めてみましょうかね〜

2010-01-22

鏡に映るその姿



人はその人が今見えているものがその人自身なんですよね。
うるさく言ってくる人がいて、それをうるさく感じていればそれが自分、
あるモノに対して美しいなと感じる心があればそれは自分。
そういって、楽しい話しが始った。

何年か前に、私がラジオの仕事をしていた頃にお世話になった方が
ニコニコと楽しそうな顔をして久々に来店。
『考えても努力しても不安や悩みが消えないときには、幸運の女神に尋ねるといいんですよね。
 自分でナンにもしないで、一方的に”〜してください”と願望を押し付ける人にはそっぽをむけるけど、
 何か質問されると”それはこうなのよ”と、おしえてしまいたくなるみたいですよ。
 
 未来に起こる出来事や自分の運命を知ったところで、
 自分の目の前にある状況を改善できなければ、
 不安が募るばかりですよね。
 その改善方法もおおしえしますよ』

ヘェ〜、おもしろそう!
さっそくその幸運の女神にいろいろ尋ねてみることにしました。
悩みのない人間なんて、この世に生きている限り、それがない人はないと思うのです。

数日後に、いろんな改善方法をもってやってきてくださった。
いやいや、なるほどなるほど
いろんな角度からの自分が発見でき、納得することがたくさん。
この年齢じゃないと理解できないこともたくさん。
なぜ、私はここでお店をしているのか?
なぜ、私は金属アレルギーなのか?
あのタイミング、このタイミング、いろんな事の謎が解けました。

ま、要は占いなのですが
占いの大事なところは占ってもらったところで”へぇ〜!”で終わるのではなく
そこでいわれるアドバイスをきちんと守るところに改善の作(幸運への糸口)はあるんですよね。
この占い、やってみたい方はどうぞご来店ください。