2008-02-27

youkoちゃん


この前の店休日、どしゃ降りの中、
ヨウコちゃんに会いにいった。
なんか、無性に会いたくなったから。
ヨウコちゃんはBOTTEGA VENETAでチーフしてる。
ブランドもん なんかには ほとほと縁のない私。笑
でも まぁ たまにはいいかっ てことで行ってみた。

ヨウコちゃん全然変わんない。
相変わらずパリジェンヌみたいな感じ。うつくしいの。
この人との出会いは私が高校生のころかな。
販売員のお姉さんに憧れてお洋服屋さんにいくでしょ、みんな。


ヨウコちゃんはコアの三階のカジュアルショップが密集しているとこにいたんだ。
憧れたよなぁ〜
surfer girl (天下のSGっすよ!)
all amerikan boy (ここにしかなかったのよ、レミニッセンスもランチの服も!)
K-shop (のちのビームスね)
yellow sub marine (イカす雑貨屋でした)
まん中に銀細工やさん
どんだけ通ったかなぁ〜この一角に。学校にも行かずに。てか、学校よりもずっといろんないいいことおしえてくれた。かっこいい大人たちが!

ヨーコちゃんは古着の着こなしが最高にかっこ良かった。
私にたくさんいろんなお洋服のことおしえてくれた。
すごくお姉さんだとおもってたんだけど、
あって、ヨウコいくつ?
ってきいたらたった2歳上なだけだった。
あの当時はすごく上な気がしてたもんだ。

ヨウコちゃんはいつだって最先端なんだよな。
surfer girl
A-bomb
ハリーズ
フェラガモ
ボッテガ
つぎは
○○○DYらしい。

ボッテガにいてもボッテガのバッグ持たずに
LL BEANのキャンパスバッグで出勤してるんだと。
さすがや!かっこよすぎ!

また、会いにいこ〜ッと!

黄金の時



まさに黄金の時、だった。昨夜は…
午後7時から、野北の海岸近くカレントでのパーティ。
メンツは、オーナー林ファミリィを筆頭に、過去のサンセットのスタッフたちが勢揃い。
いい仲間だ。
お金では変えない、すばらしい仲間たち。あくがみんな強いが…笑


‘93年、イタリアにいる私にユキちゃんが言ってきた。
マコ、サンセットライブって楽しいイベントが二見が浦でありようけん、来年はいっしょに行こうね。と


翌年、チケットを買っていこうとおもっていたら、チケットはあえなく払い戻しされスタッフとして参加。
イベントの内容も、スタッフの顔もミュージシャンのこともわからないままでの参加。
いや、人間電線のように走り回り声をからしてがんばりました。


その後、お店の壁画描きが始まる。
店の入り口にオーナーからの依頼で、LOVE&UNITYと書いてほしいと言われる。
書いている時にオーナが言った。
マコちゃん、LOVE&UNITYのUNITYの意味ってなんだとおもう?
なんですか?と私。
UNITYは思いやりって意味だよ。
とおしえてくれた。

まさにその通りだと痛感した。
思いやりがないと人と繋がっていかない。


この店にその後スタッフとして働きだすのだが
私の第一印象は
まるで代官山にある、HOLLYWOOD RANCH MARKET(ハリラン)。
お店の商品売るよりも、お香の火が耐えちゃダメ、みたいなそんなムード。
波上がってたら、仕事より、波乗りっしょ。みたいなとこ。
スタッフみんながすんごく元気がよくって、
来るお客さんもその輪の中に入りたくってしょうがない。
そんな店だった。

私は惚れ込んだこの店を
命をかけて盛り上げていこうと心に誓った。
本当に命がけでがんばった。自信もって言い切ります。


あの時のスタッフは、
ほとんどが独り立ちして経営者として頑張ってる。
懐かしい顔にたくさん会え
素敵な同窓会ムードだった。
以前のサンセットライブのイメージかな。
久々に出会ったみんなとハグしまくり。
みんなお互いに愛し合ってるって感じだった。

素敵な夜をありがとう。
あの店で働いてたことを本当に誇りに思った。

最後は例のごとくpinkのアニキと酔いつぶれとりました。

2008-02-21

別れても好きな人




先日、もうかなり前に別れた恋人から連絡があった。
電話の向こうの彼は
『何年か前のこの日に、二人であの山に登ったよね。』
わたし、(へ?そうだったっけ?)
『そう、でしたね。懐かしいですね。』
『またね…』


そんな事があったのは、憶えているけれど
この日だったのは忘れていた。



この世の中、男と女しかおりませんが、
やはりどう見ても
男性の方がロマンチストですね。
これは絶対!
過去に数々の仕事に就いてきましたが、

(私の過去の思い出せるかぎりのやった仕事、勤めた場所
ちなみに一回に4種類の仕事をかけもっていたりしました。

家庭教師、美容院、洋服屋店員、不動産屋、コンビニ、
雑貨屋のメーカー、プレスルーム、広告代理店、クラブホステス、
スナックホステス、台湾屋台、相撲茶屋、チケット売り場、
レストラン、イベント業、お弁当や、デザイン事務所、
出版社、イラストレーター、ファッションショーフィッター、
ウエイトレス、皿洗い、こんなもんか?)

どの世界でもやはり殿方の方がロマンチストで博識がある。


別れた恋人が今、現在、幸せそうなのはとっても嬉しい。
先日この昔の恋人の現在のパートナーがお誕生日だったんで、
小さなプレゼントを贈った。(当時はライバルだったんですけどね)
彼女はとっても嬉しそうで
あんまり会えないけど元気?と返事をくれ
お互いにがんばっていきましょうね。といいあった。
いいでしょ、こういうの。


もちろん失恋したその直後は
いつもへらへら笑ってる私だって
ボッコリ落ち込みましたよ。
6ヶ月一人暮らしのアパートに引きこもり。
体には帯状疱疹がいっぱい。
ずーっとこのまんまの体で今後すごすのだろうか?と悩み続けた。
ま、それもいい思い出。


よくうちのお店のお客さんでもいるんだよな。
自分には現在、ちゃんと恋人がいるくせに
別れた前の恋人が許せないという人。
どういう神経してんだろ?
自分は幸せでいたいけど、相手には幸せになってほしくないらしい。
いつまで過去の恋人の悪口を言い続けるんだろう。
その時には楽しい時間を共有し合ったはずなのに。
どちらかといううと、あの時ともにいてくれて”ありがとう”じゃないのかな。
そんな了見の狭い人にはなりたくないな。


別れても好きだな、彼の事。
恋愛感情とはまた違った感情で。


庭のね、ヒヤシンスやチューリップが
今年もまた、芽を出しはじめたの。
植物って裏切らないから好き。過去もこれからも。
うれしいよ、小さな新芽を見つけたとき。
もし、植物に裏切られたように感じた時には
きっとこちら側に何か問題があるはず。
植物のような人になっていきたいね。

2008-02-17

SUNSET LIVE





今夜、サンセットライブ’07のDVDを見ている。
私なんか過去の人って思ってたんだけど、
DVDのはじめに過去私が描いたポスターがガガガーて出てきて、
お、けっこうリスペクトされてんじゃん私。ってうれしくなった。
’07かねてから来たい来たいって言ってた、シアターブルックの佐藤タイジくん登場。
出演までにすんごく時間かかったね、仲良しなのに。
いろんな思いがこみ上げてくるよ。

見て〜よ、‘96年の私の体…骨とスジ…
命はってたもんなぁ〜
始めてデタミよんだ年よ。勝負したなぁ〜

‘98年 のってきたよなぁ〜
しかし年々キツくなっていったなぁ〜

‘99年 まわりからマコ ヤバいよって(悪い意味で)言われた。限界だったかも。
外タレよぶの。
でもね、リコ・ロドリゲスとの絆はしっかり作ったよ。


今ね、
感覚は’96年 も一回やるよ、私
ワクワクしてる。
言われたんだ、12年若返るって。
やるよ。

2008-02-10

田舎暮らしの心得


私が田舎暮らしを決心した事の大きな理由のひとつに、PCの普及がある。

なかなか使いこなせていなかったがご近所のやさしいご夫婦のおかげでビールでMacをゲットした。
いつも使うたんびに感謝の思いでいっぱい。

やはり田舎にいると情報から取り残されてしまいそうな気がする。
だから、若い頃あんなに毎晩毎晩 出かけ回ったんだと思う。いろんな人に会いたくて、いろんな話が聴きたくて。

私の田舎暮らしにそっと背中を押してくれた一冊の本がある。
もう、本の題名も作者の名前も忘れてしまった。
ただ、その本のなかに書いてあった内容だけが私の心のなかに深く残っている。
その内容はこんな感じ。

作者はイギリスの田舎でたくさんの緑にかこまれてご主人とともに暮らしている。
イメージ的には映画“八月の鯨”みたいな感じ。
二人はともに文学者。
ともにいろんな場所で生きてきて、
人生の残された時間を田舎で過ごす。
月日は流れ、ご主人に先立たれ、彼女は自分ももうそろそろかなと思う。
世界中の彼女の事を理解してくれる友人に彼女はメールを出す。
『そろそろ、この世ともお別れのようです。今日から食事をするのをやめます。』
そして彼女は納得して静かに亡くなっていく。

ここでメールをもらった友人たちも納得する。
メールを送った方ももらった方もジタバタしてない。とても冷静。
こんな最期がいいなと憧れた。
田舎暮らしは怖くないなと思った。


最近、メールでよく泣く。
書いて泣いていたり。よんで泣いていたり。

紙に書く文化から発展していい部分もよくない部分もある。

ただ、時代は進んでいるのだから多いに利用すればいいんだと思う。素直に。

2008-02-03

真珠の日々



天然の貝のなかの小さな小さな粒が、
少しずつ少しずつ大きくなって
白くってプルンとしたきれいな真珠ができていき、
それが日々どんどん大きくなっていくような、そんな日々でした。

毎日が楽しくって、みんながそれぞれ言いたい放題。
火事場から難を逃れてきたケンタロウ。(なんでお皿洗ってる私のチクビを見るわけ?笑)
ハチャメチャなセンスだけど、作るカクテルの手さばきはお見事なホンダくん。
やさしくって人気者のボビー。(どうしてあ〜たのちぎれたチクビに私が絆創膏を貼らなくっちゃいけないの?笑 なんで軽の私があなたのミニを牽引して今宿から諸岡まで行かなきゃイケないの?笑)
静かにみんなを見つめていたシロウ。
みんなから怖がられるくせに妙に甘えてくるマサヒロ。(なんであ〜たのアパートに行って、たった一枚のメモ紙を私が処分しなきゃいけないわけ?笑)
キムタク似で女の子にモテモテだったタカフミ。(なんであんなハムスターみたいになってたの?笑)

雨のなかでの接客ごっこ。
七夕だからって着物を着ての営業。なぜかバカボンになってしまったボビー。
みんなで短冊に、“マコちゃんが結婚できますように”ってそれぞれ判子まで押して書いてくれたっけ。
お客さんが来ない時はかわりばんこにピンボール。
大声で、AP聞いてません!いえオーダーしました!の連発 笑

ひとつひとつの事柄がとってもくだらなくって
とっても重要だった。

この時を境にこの店は急成長した。
一人一人の持っていた才能がいかされた場所だった。


今、思い起こせば、そのひとつひとつが目から小さな粒となって溢れてくる。
ありがとう。
あなたたちとともに過ごした時間はとっても幸せでした。
そう、天然の真珠の粒のように…